2003年春 スロバキア民族舞踊団「シャリシャン」奈良公演

更新日:2019年01月31日

スロバキア訪問団来村

舞台の上で民族衣装でショーを行う男性たちの写真
  • 日時:平成15年5月5日(月曜日)
  • 時間:午後1時30分〜3時30分(公演
  • 場所:かしはら万葉ホール(橿原市小房11-5)

シャリシャン公演について

「シャリシャン」は1967年に設立され、東スロバキア・シャリシュ地方の中心地プレショフ市に本拠を置き、現在、主として学生からなる踊り手と、ベテラン奏者からなる楽士との、あわせて約60人のメンバーを抱えております。「シャリシャン」はスロバキア最高水準のアマチュア舞踊団に数えられ、その舞踊と演奏のすばらしさは国際的にも高く評価され、1998年度シチリア国際フォークフェステイバルで最高賞を受賞しました。また、これまでに世界およそ30カ国で公演を行なってまいりました。

 レパートリーは東スロバキア各地方の伝統的民俗的な生活習慣から生み出された踊りと歌を基として編成したややミュージカル風の舞踊であり、1998年度に来日したときは「ある若い鋳掛職人の遍歴」、今回は「龍と王女」をテーマにしています。したがってこれは、これまでに来日公演した他の舞踊団のような、幾種類かの民俗舞踊を単に踊って披露するというのは違って、パーフォーマンスに一定のストーリー性を持たせています。

 「シャリシャン」の舞踊の日本公演は、日本人の間でスロバキア文化の理解を広めるだけにとどまらず、わが国における多文化理解の促進にとっても意義あることと思われます。

  ちなみに1998年度の「シャリシャン」訪日は、市民レベルでの日本とスロバキアとの文化親善交流を飛躍的に発展させました。これを契機に日本からスロバキアにいくつかの訪問団が訪れ、「シャリシャン」有志の世話で、日本の伝統文化の紹介、日本の歌の歌唱コンテスト等々、文化親善活動を展開しました。そしてまた「シャリシャン」有志の発意でスロバキアに「スロバキア日本文化親善協会」が設立されました。こうしたことを背景に、もう一度「シャリシャン」を招いて交流親善活動を進めようという声が各地の市民グループから出てきて、2003年春の招聘計画が打ち立てられ、いまその実現の準備にあたっています。

公演の模様

舞台上で民族衣装を着て揃って踊る数人の女性の写真
舞台上でアクロバティックな舞踊を披露する舞踊団の写真
舞台上で民族衣装を着てバイオリンなどを演奏する写真
舞台上で華やかな赤いスカートの衣装で踊る女性たちの写真
観客席で公演を鑑賞するお客さんたちの写真

ホール入り口にていろいろなスロバキアの物産なども販売しました。
スロバキアワイン・コーン人形は、ホテルのせ川で販売しておりますので、一度遊びに来てください。

革のカバンや人形など、スロバキアの物産の写真
民族衣装などを販売している写真
ワインなどがテーブルに並べられた物販エリアの写真

会場には約700名の方が来場され、スロバキアの独特な楽器演奏や民族衣装で踊る姿に拍手喝采でした。また、日本の歌「さくら」・「大牧場はみどり」では会場は手拍子と歓声でいっぱいでした。

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