世界遺産熊野参詣道小辺路

更新日:2019年01月31日

熊野参詣道小辺路(くまのさんけいみちこへち)は、真言密教の総本山・高野山と熊野本宮と言う二大聖地を最短距離で結ぶ参詣道で、熊野本宮から高野山へ向かう場合「高野道」とも呼ばれていました。

伯母子峠・三浦峠・果無峠と1000メートル級の峠を3つ越えて熊野本宮へと至るハードなルートで、途中は山登りのきついアップダウンを繰り返しますが、石仏や地蔵、苔むした石畳、茶屋跡や屋敷跡等、昔の古道の雰囲気を数多く残しています。 この参詣道は、ほとんどが山中を通り、昔ながらの歩き旅を体験することができます。

山の風景

野迫川村村内ルートガイド

高野山の中心部にある、金剛三昧院の参道から熊野本道への小辺路が始まります。金剛三昧院入り口で分かれた小辺路は、女人堂跡の残るろくろ峠、薄峠、大滝の集落を過ぎ、高野龍神スカイライン、林道タイノ原線の舗装道を歩くことになりますが、水ヶ峰屋敷跡や平辻の道標の周辺に古道の面影を見ることができます。萱小屋跡を過ぎ桧峠を越えると、いよいよ伯母子峠です。伯母子峠から15分程登ったところにある伯母子岳からは360度広がる景色が望めます。

大股まで5.6キロメートルの案内板の写真

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